魔法のなんでもノート
私は絵を描くのが好きですが、文字を書くことも好きです。
書くことで、頭と心の中でモヤモヤしていることがスッキリします。たとえその場で解決しなくても、ノートに書くことで、その事柄を一旦ノートに預けて身軽になれます。
思いがけない解決法が見つかることもあれば、実は悩みの根源が別のところにあることに気付けたりもします。
また、なんでもノートは体調管理にも役立ちます。
昨日であれば覚えていることも多いですが、1週間前の自分の気持ちや体調などは驚くほど忘れていたりします。
ノートに書いてあれば、一目瞭然です。
ノートの効能
私にとって、ノートに何かを書くということは、それによって何かを得るというよりは、書く行為そのものが目的でした。書いているということが楽しい。だから書く。
楽しいから書いていたのですが、思った以上に良い効果がありました.
〇体調の波をとらえられるようになった
睡眠時間や睡眠状態も記録することで、睡眠状態と体調とその日の行動の関係が客観的にわかるようになりました。
ノートを見返してみると、体調と事柄の関係がよくわかります。
〇理由のない不安が減った
なんでもノートに書き出すことで、突如おそってくる「不安発作」が減りました。人は何なのかわからない事柄に恐怖するのだなと改めて認識しました。
〇やることが明確になった
大きな夢も、明日の買い物メモも、何でも書くことで、今の自分が何をすればいいのかがわかってくるようになりました。
それと同時に、今はゆっくりしていていいのだということもわかるので、闇雲に焦ることも減ってきました。
私のノート・ルール
なんでもノートは気軽に継続していくのがポイントです。1年ほど試行錯誤した中で、効果を感じてやっていることを紹介します。
〇マイルール1:どこでも手に入る大学ノートを使用
なんでもザクザク書きたいので、おしゃれノートにはせずに文房具店・スーパー・コンビニ、どこにでも売っている定番の大学ノートを使っています。
とは言っても文具店でお得なまとめ買いをしています。いざというときに、ノートがなくなって書けない、という事態は避けたい。定番ノートなので自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。
〇マイルール2:1週間見渡すページを作る
1か月を見渡すのはスケジュール帳でするので、ノートでは1週間を見渡せるようにしています。B版の大学ノートだと5行のところに印が入っていますが、そこで線を引くとちょうど7つに仕切れます。
私はノートの右側にこれを書いています。日付を書いて、睡眠時間、睡眠状態、その日やったことをざっくりときます。これがあとから見ると体調変化がよくわかるのです。
〇マイルール3:なんでも書くページ
ノートの左側は空けておいて、何を書いてもいいページにしています。本を読んでいて気になった言葉や、やりたいこと、思いついたこと何でもです。右側のページに書ききれなかった出来事を書くこともあります。
〇マイルール4:寝る前に次の日の予定を書く
これはスケジュール帳に書く予定とは別で書きます。
特に忘れてはいけないことだけではなく、最近運動不足だから明日はストレッチしたいとか、半身浴しようとか、来週の予定を確認するとか、重要でも急ぎでもないけど押さえておきたいと思うことを書いておきます。
こういう小さなことを書き出すと、ビックリするくらい安心して眠れます。
さらに書きたいとき
以上のような調子で書いていると、もっと書きたい時がやってきます。そんなときには新ルールを追加です。
〇新しいページに書く
躊躇なくページをめくって新しいページに書きます。これができるのも、お手軽大学ノートを使っているおかげかもしれません。
毎日、書くということに慣れてくると、新しいページにもどんどん書けるようになってきます。ときには絵や図表を書いたりもします。
〇付箋を貼る
ほんの数行なにかを書き足したい時には付箋を使います。付箋はノートの隅っこに貼れば、折り曲げればノートに書いたことも見えるし便利です。
まとめ
今ではすっかり、なんでもノートは私のなくてはならない相棒になっています。
今の使い方で満足していますが、さらなる進化をしようという気持ちもあります。ノート術の本はたくさんあるので、それらを読んでみてバージョンアップさせようと思います。